行政書士試験の勉強法③確かめる

続いては、「確かめる」。これは、「覚えたこと」が本当に覚えられているか確認することと、きちんと覚えていることを長期記憶として定着させる2つの意味を持っている。

「確かめる」のは、もっぱら問題を解く。フォーサイトの教材で言えば、確認テスト。わたしはそれ以外に、自分で覚えられない用語の暗記カードのようなものを作った。力試しのつもりで取り組んだ。行政書士の知識は覚えることが多いから、確かめないと自分でも順調なのかどうかわからなくなってしまう。

「確かめる」作業は、簡単なこと。頭に入っているものを出すだけだから。頭に入れるよりもはるかに単純で、その分体力も使わない。緊張感もない。長時間耐えられる。「覚える」作業は、長時間の集中力を保つのが本当に大変だったから。

最初に書いた2つの意味のうち、きちんと覚えていることを長期記憶として定着させるというのは、正解することができればとりあえずOKと考える。だから、それ以上の体力は奪われない。問題はもうひとつの、本当に覚えられているか確認すること。

本当に覚えられているか確認した結果、覚えていたならそれでよい。でも、覚えられていなかったら、そこから「覚える」作業をしなくてはならない。覚えていなかったということを発見し、その場で解決する。気楽に記憶を披露したことから一転して、記憶させることに体力を使う。「確認する」作業の中で、もっとも重要なのはこの箇所だと思う。

当たり前のことだけれど、正解すればよいというものではない。あてずっぽで正解したのは、覚える作業に戻る。ここで自分を甘やかすことに何の意味もない。「確認する」ことは、問題を解いた後が本番。行政書士試験に出るような法律知識は、適当に覚えていたのではだめ。

「学ぶ」「覚える」「確認する」「覚える」「確認する」「覚える」「確認する」・・・。この繰り返しが、何度も行われていく。そのたびに、「覚える」ことがだんだんと減っていく。「確認」が、本来の意味である単なる「確認」に変わっていく。

問題を解くのは、ある意味脳のブレイクタイムだとわたしは考えていた。だから、ちょっとした時間を使って確認テストを行うときもあった。でも、間違った箇所については、きちんと後で覚えるために神経を集中させた。勉強環境としては、「覚える」作業と同様にいろんなシチュエーションでやってみた。いつも机に向かっているのが勉強というのならば、もしからしたら続かなかったかもしれない。五感を使って勉強することを教えてくれたフォーサイトのおかげ。

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